注意障害の分類と検査
分類の一例
・持続性 ある刺激に向けた注意を一定の強度で維持する機能。
・選択性 多くの刺激の中から一つの刺激を選択する機能。一貫性のある行動に必要。
・分配性 2つ以上の刺激に同時に注意を向けて、それぞれを同時に遂行する機能。
・転換性 ある認知活動を一時中断し、より重要な他の情報に反応する機能。
検査→CAT(Clinical Assessment for Attention)
スパン → 数字の順唱、逆唱。
抹消・検出問題 → 選択性をみる
以下の4検査は分配性と転換性をみる
・SDMT(Symbol Digit Modalities Test)
符号と数字の対応表を見ながら羅列した符号の下に対応する数字を
記入していく課題。
・記憶更新課題
読み上げられた数列の下3桁もしくは下4桁を復唱する課題
・PASAT(Paced Auditory Serial Addition Test)
1桁の数字が順に読み上げられ、1個の数字が読み上げられる度に
被験者がその数字と1個前に読み上げられた数字を加算していく課題
・上中下検査
「上」・「中」・「下」の文字が上段・中断・下段に
ばらばらに配置された用紙を見て漢字が配置されている位置を
順に口頭で答えていく課題。
CPT(Continuous Performance Test) 補助検査、持続性をみる。
分類に関しては教科書によっていろいろ違うけどリハ学会のに従っときますか。
参考文献↓