人になる為に

人のことを学ばねば人にはなれまい

反復経頭蓋磁気刺激-repetitive Trans-cranial Magnetic Stimulation(rTMS)-

まずTranscranial Magnetic Stimulation(TMS)とは,経皮的に頭上から8の字のコイルを当てることでファラデーの法則から脳局所にニューロンの興奮を惹起させる非侵襲的な技術と言われている。 従来は脳の局在性を調べる検査技術だったが、この刺激を反復させ…

2つの関係

相関:量的変数同士の関係 連関:質的変数同士の関係 不偏共分散(s) ⇒2変数の関係の強さを反映する。2変数の「平均からの偏差」の積の平均。共分散は単位の影響を受けて値が大きく変わってしまう。 (Pearsonの)相関係数(r) ⇒2変数の共分散を2変数の標準偏差…

DREADD

なんだそりゃって感じですよね。響きはかっこいいけど。 Designer Recepter Exclusively Activated by Designer Drugの略だそうです。 なんだそりゃって感じですよね。直訳すると 「デザインされた薬で特に活性されるデザインされた受容体」って感じ? 基礎…

標準偏差

わちゃわちゃしてなかなか書けなかったが、統計を少し手を出し始めたのでメモ書き的に残していく。 質的変数:性別とか 量的変数:テストの点数とか 度数:同じカテゴリに含まれるデータの個数 平均からの偏差:各データの値から平均を引いた値 標本分散:(…

訪問介護

なんだか間が空いてしまった。 神経伝導速度をうまくまとめようと試みているところだが、なかなかまとまらないところなので。。 日常の疑問として「ヘルパーってなにしてくれるの?」ってとこを軽めに書いておこうと思う。 訪問介護 概要:訪問介護職員が在…

IADL

ADL(Activities of Daily Living)の話はとりあえず置いておいて・・ それに手段的(Instrumental)がついたIADLとは何ぞや、何を見とるんじゃ? 何か・・シンプルに言えば必須ではない日常活動 何を見てるか・・最初に唱えたLawtonらは以下のようなところを評…

注意障害の分類と検査

分類の一例・持続性 ある刺激に向けた注意を一定の強度で維持する機能。・選択性 多くの刺激の中から一つの刺激を選択する機能。一貫性のある行動に必要。・分配性 2つ以上の刺激に同時に注意を向けて、それぞれを同時に遂行する機能。・転換性 ある認知活動…

前頭葉障害

前頭前野(連合野) 分類:背外側部、眼窩部、内側部 機能:判断、思考、計画、企画、想像、注意、抑制etc.. 背外側部(8,9,46野)の損傷 ・遂行機能の障害 検査:Wisconsin card sorting test Behavioural assesment of the dysexecutive syndrome(BADS) ・保続…

膀胱の生理

膀胱の正常容量は約300cc(250~500cc) 尿意を感じるのは150ccあたりだったと思ったけど出典忘れた。 ◆膀胱内圧 畜尿時は上がらない(膀胱内圧測定では15cmH2O以下)。 排尿時は男性でmax50cmH2O, 女性でmax25cmH2O。膀胱内圧測定では60cmH2O?。 ◆畜尿(300~400…

歩行周期と異常の関連(ざっくり)

立脚初期 期間:踵接地~足底接地 現象:体の重心が最も低く、足底接地期では下肢の負荷が増加するため、 筋と関節が衝撃吸収を担う。 股関節:30度屈曲位 → 伸展 膝関節:わずかに屈曲してhold → 屈曲15度 足関節:0度 → 底屈5-10度 異常:前足部から接地 ←…

脚長差

下肢の測り方 ①Spina Malleolar Distant(SMD):上前腸骨棘ー内果 ②Trochanter Malleolar Distant(TMD):大転子ー外果 SMD左右差(+) + TMD左右差(-) → 股関節の脱臼or亜脱臼 見た目の脚長差→骨盤の傾斜による影響かも 補高:全部で3cmが限度 (靴の中:ヒール…

骨折の治癒過程

一次骨癒合 正確な整復、強固な固定により、仮骨が形成されずに接触した骨同士がハバース管による生理的骨改変による癒合。 二次骨癒合 1. 炎症期 期間:骨折直後~数日の間 現象:血管損傷→血腫形成 骨細胞壊死→炎症性サイトカイン発生 血小板が破壊→増殖因…